耳管開放症 飛行機

飛行機に乗った時に耳管開放症になる原因と治し方について

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ここでは耳管開放症と飛行機に乗った時との関係について解説しています。

 

耳管開放症とは、「耳がキーンとする」、「水が入ったような耳詰まり感がある」
自分の声が内側からビリビリ響く様に大音量で聞こえる」などの症状があります。

 

耳管狭窄症という症状名は今まででもあり
飛行機やエレベーターに乗った時に、上昇や下降際に耳が聞こえづらく詰まった感じになるのが
耳管が狭窄する現象です。

 

唾を飲み込んだり、あくびをしても解消されないのが狭窄症です。

 

狭窄とは別に、「耳管開放症」はこれまでは珍しい症状とされてきましたが
20人に1人ぐらいかかると推定され、患者数は600万人にのぼるとされています。

 

さらに、耳管開放症にかかると、耳から巨大な耳垢の塊が出たり
進行すると耳が聞こえなくなったり、命に関わる事態になることがあると言われています。


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耳の症状が起こるメカニズムは
耳は外から順に鼓膜の外の外耳、鼓膜、中耳、耳管という構造になっています。

 

音は、鼓膜が細かく振動することで伝えられます。

 

飛行機やエレベーターで、上昇、下降時に耳がキーンととするのは
外の空気の圧力が下がるのに対し、中耳の空気がそのままのために膨張し
鼓膜が外に押し出されて張った状態になり、振動することができないために音が聞こえづらく感じます。

 

しかし、この症状は唾を飲み込んだり、あくびをすると解消します。

 

それは、これらの行為により、中耳の奥につながっている耳管という部分が一瞬開くことで
外と中の気圧差がなくなるからです。

 

耳管開放症の原因ですが、急激な体重現象、脱水症状、血行不良などが挙げられます。

 

自分で症状を緩和するために、「お辞儀をする」とか「温める」などがあり
頭部の血流を上げることにつながるため効果があるそうです。


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